仮面ライダークウガ
仮面ライダーブレイドは、平成仮面ライダーシリーズの第5作目に当たる作品になっています。2004年1月25日~2005年1月23日まで毎週日曜日午前8時からテレビ朝日系で放送されていました。仮面ライダーブレイドは仮面ライダー剣と表記します。
仮面ライダーブレイドは、トランプのマークをモチーフにしています。基本カラーがブルーになっているのも仮面ライダーブレイドの特徴で、仮面ライダークウガ以降にある作品の主役の中で基本カラーでもあるレッドを持たない仮面ライダーになっています。
仮面ライダーブレイドは、ラウズカードというトランプをモチーフにしているアンデッドの能力を引き出すことで仮面ライダーに変身することができるようになっています。カードを使って戦う戦闘スタイルは仮面ライダー龍騎にもあったのですが、1体のモンスターと契約すると何枚かのカードを得ることができた龍騎に対して仮面ライダーブレイドは、1体のアンデッドから1枚のカードしか得ることができないのです。そのため、1度に特定の枚数のカードを使うことによって仮面ライダーブレイドのワザが強く変化していくようになっています。これは、戦闘スタイルにバリエーションを持たせるためとなっているのです。
仮面ライダーブレイドに登場する怪獣はアンデッドと呼ばれています。このアンデッド、実はトランプと同じようになっていて数も52体と決められています。このアンデッドは不死身となっているので、仮面ライダーブレイドがアンデッドを倒すには封印をしなければならないというのも特徴です。
仮面ライダーブレイドは、仮面ライダーという職業で橘と剣崎はお給料を貰って仮面ライダーになっているのも仮面ライダーブレイドの大きな特徴となっています。そのため、劇中でもお給料という単語や、これが仕事、などのセリフも多く出てきました。この職業システム、仮面ライダーのゼクトにも引き継がれています。
仮面ライダーブレイドの番組オープニングテーマには、仮面ライダーシリーズには大変珍しい女性ボーカルを起用しています。戦闘時のエンディングには出演者でもある天野浩成さん・森本亮治さんが担当しています。このスタイルは仮面ライダーカブトにも引き継がれています。仮面ライダーブレイド後期のオープニングテーマ曲でもあったELEMENTSは、仮面ライダー関連CDの中でもオリコン最高位でもある6位を記録しています。
ストーリーは、1万年前に封印されたアンデッドが、偶然カードを発見した何者かがこの封印を解いてしまったことから話が始まります。アンデッドを再びカードに封印するために、所長たちは変身ベルトを開発して橘と剣崎にこのベルトを託して仮面ライダーに変身してアンデッドを封印するのです。
仮面ライダーブレイドは、本編だけではなく映画も大変面白いので要チェックです!
仮面ライダー龍騎
仮面ライダー龍騎は、2002年2月3日~2003年1月19日まで放映されていた平成仮面ライダーシリーズの第3作目に当たる作品になっています。
仮面ライダー龍騎の特徴は、一部の契約モンスターにCGを採用しているというもので、このCGは後々の仮面ライダーシリーズにも採用されるようになっています。
仮面ライダー龍騎の前作では整合性を重視して作られていました。ですが、この仮面ライダー龍騎は13人の仮面ライダーが最後の1人になるまで戦うというシチュエーションを取っていて、更にカードを利用した戦闘スタイルとなっています。
今まで、仮面ライダーに外見がそっくりな悪役でも堂々と仮面ライダーだと名乗ることがなかったのですが、この仮面ライダー龍騎では仮面ライダーと名乗っているのも特徴で、放送を開始した直後は「まるでバトル・ロワイアルだ」と非難の声も多いようでした。それは、仮面ライダーが欲望のためにライダー達と殺しあうというストーリーからきているようです。
ですが、殺伐としている中でも仮面ライダー龍騎の内容はしっかり出来ていて前作よりも内容が理解しやすくなった、アクションの見せ場がとても多いなどの声も多いようでした。
お子さんに見せる番組としては、こどもは「毎回大満足している」と思う方もいれば、「ちょっとひどい」などの賛否両論があったようです。仮面ライダー龍騎は、こどもに受け入れられる作品になるように重厚な作風をしっかり保ち、リアル重視の内容を緩和していく傾向になっていました。
仮面ライダー龍騎は、お子さんだけではなく母親や未婚女性にも大変人気があった作品でした。出演者のトークショーや劇場版の前夜祭にも女性で埋め尽くされたというエピソードもあるくらいなのです!
仮面ライダー龍騎放送中に公開された劇場版は、先に最終回を公開してしまうというもので、戦いを続けるか止めるか2つの選択肢が提示されて、電話やインターネットの結果でドラマの結末が異なるというとても異例な展開も人気がありました。ちなみに、映像ソフトには戦いを続ける・止める2つの結末が収録されていました。
仮面ライダー龍騎は今までになかった新しい試みも多い作品になっていて、お子さんはもちろん大人にも人気があった作品のひとつになります。賛否両論はあったものの、やっぱり仮面ライダーはいつも人気があるヒーローなのです。
また、仮面ライダー龍騎はインドネシア・フィリピン・タイ・シンガポール・台湾・マレーシア・香港で放送されました。アジア地域でも人気があるのです。ちなみに、カメンライダードラゴンナイトは仮面ライダー龍騎のアメリカ盤リメイク作になっています。キャストはもちろん外人さんとなっているので、こちらも必見です!
仮面ライダー龍騎は、現在テレビ放送された本編と劇場版共にDVDであの活躍をチェックすることができるようになっています。まだ見たことがないという方はぜひこの機会にDVDで楽しんでみてはいかがでしょうか。
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